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犬のシャンプー頻度は2週に1回!やり過ぎやお湯だけはダメな理由も解説

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大事な愛犬はかわいくて仕方ありませんが、気になるのは臭いです。散歩をすると、シャンプーして数日しか経っていないのにすぐ臭くなってしまうペットにお悩みの方も多いでしょう。

管理人の家では狆とトイプードルのミックス犬を飼っていますが、なんとも言えない獣臭さが気になります。それでも可愛いんですけど!

できれば毎日シャンプーしたいところですが、犬の理想のシャンプー頻度は月に1、2回です。記事の中でくわしく犬のシャンプーの疑問にお答えしますね。

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犬のシャンプー頻度の理想は月に1~2回程度

犬のシャンプーの頻度は、月に1~2回が理想的です。シャンプーの頻度が多すぎると、子犬の被毛に必要な油分を取り除いてしまい、乾燥肌や過敏肌の原因になるほか、ペットが寄生虫に感染しやすくなることもあります。

シャンプーの回数が少なすぎると、フケや汚れが蓄積され、被毛が油っぽくなったり、臭くなったりすることがあります。2週間に1回程度を目安にするとよいでしょう。

シャンプー頻度が2週に1回の理由

犬のシャンプー頻度が2週に1回の理由を解説します。理由は3つです。

1.肌の最適な水分補給

2週間に1度シャンプーをすることで、ペットの皮膚にうるおいを与え、健康な状態を保つことができます。被毛の種類に応じた適切なシャンプー剤を使用することで、子犬の肌はしっとりと潤い、過度の乾燥や油分を抑えることができます。また、アレルギーやその他の皮膚に関する健康問題を予防することもできます。

2.寄生虫の予防

定期的にシャンプーをすることは、寄生虫やノミ、ダニの予防にもつながります。子犬の皮膚に栄養と水分を与え、寄生先を探している寄生虫が寄りつかないようにします。皮膚に異常がある場合は、定期的に獣医に診てもらいましょう。健康維持のために、特別な製品や治療が必要になることがあります。

3.悪臭を抑える

定期的なシャンプーは、ペットの臭いの原因となる汚れや蓄積された油分を洗い流し、新鮮な臭いを保つのにも役立ちます。シャンプーの後は、必ず被毛をとかして、汚れを落とし、洗い流すようにしましょう。

犬のシャンプーをする際の注意点

犬をシャンプーするときは、以下の注意点を考慮することが重要です。

お湯の温度は37~38℃に設定

犬をシャンプーするときは、お湯の温度はぬるめにしましょう。お湯が冷たすぎたり熱すぎたりすると、皮膚がかぶれたり、やけどをしたりすることがあります。38℃から37℃に温度を下げることで、このリスクを軽減することができます。

ただ、北国の冬のシャンプーは正直37~38℃では寒すぎます。犬がブルブル震えてしまうため、39℃にしたり、浴室に暖房を入れたりしているのですが、皮膚トラブルが起きたことはありません。

住んでいる地域や気候、犬の体調や好みに合わせるのがベストだと思いますよ。

嫌がる時は無理強いしない

子犬にとって、シャンプーはストレスになることがあります。水の中に立つのを嫌がることもあるので、無理強いしないように気をつけましょう。

我が家では、管理人が愛犬と一緒にいる時間が長いです。用事があって、夫が愛犬を洗うと何となく不安そうな顔をしているそう。犬のストレスを和らげるため、その後は毎回管理人も一緒に洗うことにしています。

おやつをあげたり、ほめたりすることで、落ち着きとご褒美のある体験にしてあげましょう。また、犬にとって最も身近な人間がシャンプーしてあげるのも効果的です。

犬のシャンプー毎日はやり過ぎ!

犬の臭いが気になるからと、毎日シャンプーをしたくなりますが、これは犬の皮膚にダメージを与える可能性があります。特に成長途中の子犬の場合は気をつけましょう。

シャンプーのしすぎは、皮膚の脂分を奪い、乾燥や肌荒れの原因になります。ニオイが気になる場合は、リンスインシャンプーを使うと、ニオイを残しつつも皮膚に負担をかけません。

犬にとってシャンプーは気持ちよいだけではなく、ストレスにもなり得ます。管理人の愛犬は、そのとき暴れるということはありませんが、しつこく洗い過ぎると翌日下痢が止まりません。

1歳を超えるまでは、シャンプーの翌日は必ず下痢でした。最初は心配で獣医に行ったものの、元気はあるためストレスでしょうと言われ、帰ってきました。

今ではちょっと時間をかけすぎたとき、体調を崩すだけになりましたが、シャンプーがストレスになっていることは忘れないよう注意しています。

犬のシャンプーはお湯だけでもいい?

お湯を使うだけのシャンプーは、時間やお金の節約になりそうですが、残念ながら愛犬を清潔に保ち、爽やかな香りを漂わせることはできません。シャンプー嫌いのワンちゃんであっても、シャンプーを使いましょう。

お湯では、子犬の被毛に付着したホコリや汚れ、アレルゲンを取り除くことはできません。また、臭いの元となるバクテリアの温床となる皮膚の脱脂もできません。

お湯は一見優しく見えますが、被毛を維持するために必要な油分まで取り除いてしまうため、被毛が乾燥してもろくなってしまうのです。

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犬のシャンプーデビューはワクチンが終わってから

犬のシャンプーは、ワクチン接種が一通り終わってからにしましょう。温めた布とその子専用のシャンプー不要の洗浄剤で優しく洗い、ブラッシングしてあげることが、ワクチン接種が完全に終わる前の若い子犬を清潔に保つための最善の方法です。

ワクチン接種が終わったら、獣医に相談して、犬に最適なシャンプーの種類を選んでもらいましょう。

ペットショップで、これまで使っていたシャンプーをおすすめされることもあるかもしれません。犬にとって環境が変わるストレスも大きいため、使い慣れたシャンプーで慣らすのもよいでしょう。

冬のシャンプー頻度はどれくらい?

一般的には、どの季節でも月に1~2回のシャンプーが理想的ですが、冬場は3~4週間に1回のシャンプーをお勧めします。

冬の被毛は重く、油分も少ないので、それほど頻繁に洗う必要はありません。しかし、犬の冬の被毛が脂っぽくなってきたり、においが気になったりしたら、最高の気分とにおいを保つために、シャンプーの頻度を増やすとよいでしょう。

管理人は北国に住んでいるため、シャワールームがひんやりします。そのままの温度だと、愛犬にとって寒いようで37~38℃のシャワーでは洗っている間にブルブル震えだすため、予備暖房を入れて浴室を暖めています。

寒さが苦手なワンちゃんもいるでしょうから、無理はさせないようにしてあげましょう。しっかりドライヤーで乾かしてあげるとよいですね。

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まとめ

犬の被毛のシャンプーは、月に1~2回が、健康で新鮮な香りを保つのに最適な頻度です。

頻繁に洗いすぎると、被毛に必要な油分を取り除いてしまいますし、洗いすぎると、汚れや油分が蓄積され、ノミやダニの巣窟になる可能性があります。

犬にぴったりのシャンプーや好みの温度、洗い方を見つけて、できるだけストレスなく清潔を保ちたいですね。

 

 

 

 

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