夫はバリバリ働いており、子育てもほとんど落ち着いてしまい、急に何をしたら良いのか分からないまま専業主婦をしている40代。仕事をしようかとも思うけれど、夫の給料で生活していけるし、今さら仕事を覚える自信もなくモヤモヤしていませんか?
熱中できる趣味があればよいのですが、のめり込めるほどの趣味もない。いったい他の40代専業主婦は何をして過ごしているのでしょうか。この記事では、40代専業主婦は何をしているのか、モヤモヤの解消法をお伝えします。
40代専業主婦は毎日何をしているのか?
40代の専業主婦というと、家族の世話で大忙しというのが一般的です。家の片付けや用事を済ませたり、家庭を切り盛りすることで毎日が充実していることでしょう。
主婦がする家事は、食事、洗濯や掃除、子供のスケジュールの調整など多岐に渡ります。
丁寧な家事
40代の主婦にとって、家事は大切な仕事です。家族にとって、家が快適で清潔、そして安全な空間であることを確認したいものです。
そのためには、床掃除や冷蔵庫の掃除など、大掃除に取り組むことです。また、パントリーの掃除、ホコリの除去、表面の拭き取り、整理整頓など、細かい作業も必要です。
家の手入れをすることで、家族と過ごす時間を増やし、自分の好きなことに集中することができます。
家事の時間はその家庭によってさまざまです。適当に済ませる専業主婦もいれば、毎日丁寧に家事をして忙しい主婦もいるでしょう。
もし何もしていなくてモヤモヤするのであれば、徹底的に家事をしてみるのもひとつです。普段できない大掃除をしたり、断捨離したりしているうちに、心の迷いも捨てられるかもしれませんよ。
趣味や習い事をする
40代の専業主婦の過ごし方のひとつに、新しい趣味や習い事を始めることが挙げられます。料理教室に通う、語学を学ぶ、編み物や絵画などの手芸を始めるなど、何でもかまいません。
子どもの手も離れ、何もすることがないのであれば何か趣味を見つけるのもよいでしょう。これまでとは違った交友関係が生まれて刺激を受けやすくなるため、できれば家の外に出かけるのがおすすめです。
なんとなく好きだったことをとことん極めてみるのも日常に刺激を与えてくれますよ。アロマが好きで、なんとなく香りを楽しんでいるだけだったけれど、効能やブレンドを極める。何となく好きだった芸能人を徹底的に推し活してみる。
趣味や情熱を持つのは、クリエイティブで忙しい毎日を過ごすのに最適な方法です。新しいことを学ぶと自信と達成感が湧いてくるかもしれません。
老後のための筋力づくり
40代の専業主婦の中には運動の習慣を重視している人もいます。
ジムに通い、本格的なトレーニングをする必要はありません。筋力、バランス感覚、柔軟性を鍛えるだけでも、1日の気分転換になります。
定期的に屋外を散歩したり、ヨガをしたりすることで、代謝が上がり、体調も良くなります。
すでに衰えてから筋力をつけようとしても、トレーニングが大変です。40代のうちから少しずつ運動を始めるとよいでしょう。
体を動かすことで活発になり、何もやる気がない状態も改善されるかもしれませんよ。
40代専業主婦が社会に出ない理由
40代の専業主婦の場合、自分が社会に出たときとは全く違う世界が広がっているように感じることがあります。キャリアを積んでいないことに疑問を感じ、自分には何の取り柄もない感じてしまいがちです。
家にいることに慣れきってしまい、居心地の良い場所から離れることが怖くなることもあるでしょう。専業主婦を長くしているうちに、自分の内面と変化する外の世界との間で、どのように折り合いをつけていけばいいのかわからなくなり、圧倒されているかもしれません。
家事や子育てでキャパオーバー
40代の専業主婦の多くは家庭での責任に追われ、キャリアを追求する時間が残されていないと感じているでしょう。子どもの世話、家事、家族の介護など、生活はすでにいっぱいいっぱい。
そのため、プレッシャーに押しつぶされそうになったり、これ以上仕事をこなせなくなったりすることがあります。専業主婦でなくても40代の女性は、若い世代と同じような知識やスキルがなく、社会で通用しないと感じることもあります。
社会に出る自信を喪失している
40代で専業主婦を続けていると、不安や自信のなさから、就職への夢が薄れてしまうことがあります。40代の専業主婦にとって、自信喪失は大きなハードルです。
家族と一緒に家にいることに慣れきっていると、社会に飛び出すことは非常に困難なことです。転職するには年齢的に無理があるのではないか、経験や知識がないのではと心配になることもあるでしょう。
家庭での仕事量や責任に圧倒され、モチベーションが下がってしまうこともありますよね。
働きたいけどできる仕事がない
40代で仕事がないことに行き詰まりを感じているのは、あなただけではありません。40代の専業主婦の多くはスキルも経験もないため、自分に合った仕事を見つけることができません。
しかし現在は在宅ワークという選択肢もあります。フリーランス、カスタマーサービス、オンライン家庭教師などの選択肢を検討することもできます。
最初は時給が低くても、短時間のバイトから始める方法もあります。もし本当に現状を変えたいのであれば、なんらかの行動を起こす必要があるでしょう。
何もしなくても生き甲斐はある
40代の専業主婦は「何かをしなければ生き甲斐がない」と感じることがありますが、これは余計なプレッシャーです。生きているだけで生き甲斐があるのです。
何をするか、何を持っているかで幸せが決まるのではありません。家族や友人と充実した時間を過ごしたり、自分の好きな趣味や活動に挑戦したりすることに、充実感や喜びを見出すことができるのです。
無理に達成感を求めず、リラックスして楽しめるものを選びましょう。
もう40代じゃない、まだ40代!
専業主婦をしていてあっという間に40代になり、子どもの手も離れると、自分が一気に年を取ったように感じますよね。急に肌、髪やスタイルの衰えも気になり、「もう40代だから何もできない」と思う気持ちはよくわかります。
過去に戻ることはできませんが、新しいことを始めることはできます。自分に投資して、クラスを取ったり、新しいことを学んだりしましょう。新しいスキルを身につけたり、新しい趣味を見つけたり、あるいは忘れていた昔の情熱を探るのに遅すぎるということはないのです。
大切なのは、自分が楽しめ、やるのが楽しみになるようなことを見つけることです。地元のアートスタジオで絵画教室に通うにしても、特別な料理の作り方を学ぶにしても、時間をかけて自分が楽しめそうなことを見つけて、それを実行してみましょう。
もう40代ではなく、まだ40代です。やりたいことを見つけるのも可能ですよ!
40代の専業主婦は何してる?まとめ
40代の専業主婦は家事を丁寧に行ったり、子どもの世話に追われたり、趣味を楽しんだり、人それぞれに過ごし方は異なります。
自分と似た境遇の人が何しているのか気になるのは、現状に満たされていないのかもしれません。
40歳になったばかりのときはそれほど気にならなかった老化も、40代半ばになると少しずつ感じ始め、自分がひどく衰えている気分になりますよね。気力も衰えて、何か新しいことを始めるのは無理と感じても仕方ありません。
ですが人生100年時代と考えると、まだ折り返し地点にも達していないと言えます。新しいことを始めるのに遅いことなど何もないでしょう。
管理人は長年していた仕事を40歳で辞め、まったく未経験でブログを書いたり、Webライターとして活動を始めました。子どもの手が離れつつあるため、40歳で何もしていなかったら、打ち込むことがなく、気力も削がれていたと感じます。
失敗しても、途中でやめても大丈夫なので、現状にモヤモヤしているのであれば、40代の専業主婦であることなど気にせず、興味のあることを始めてみてはいかがでしょうか。
もしどうしても気力が湧いてこないのであれば、それは心や身体が疲れているのです。ゆっくりと休養を取り、心身を整えてから何かにチャレンジするとよいでしょう。
自分だけが何もしておらず、恥ずかしいと感じているかもしれませんが、友人に話してみると案外同じように感じているかもしれませんよ。一人で抱え込まず、人に打ち明けるのも一つの方法です。
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