LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03ネタバレあらすじ感想「富丘の過去が明らかに…」

「LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03」では、知りたくなかった富丘の過去が明らかになります。揺れ動く千夏と芹沢のピンチ。いったいどうなるのでしょうか。

「LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03」ネタバレあらすじと感想です。

LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03あらすじ

「LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03」のあらすじです。

千夏は7年越しに過去に不倫していた相手、富丘と顔を合わせてしまいます。驚きを隠せない千夏は、そそくさと会社を出て家に帰ります。

千夏と富丘が知り合いだった事に驚いた芹沢は、さらに、富丘と千夏の不倫を知り、富丘を罵ります。

富丘を罵倒した後、千夏の家に行き、過去を許してやれ、と千夏を説得し、2人はひとつになりました。今までの懺悔を埋めるかのように、千夏と芹沢はお互いの仲を深めていくのでした…。

「LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03」ネタバレです。

2人は、お互いを知り尽くすように同じ時間を共にし、絆を深めていきました。ある朝、2人で手を繋いで会社へ出社していると、女子社員達に遭遇してしまいます。そこで、芹沢と千夏が付き合っていることもバレてしまいます。

千夏は、芹沢が好きだったカンナに謝ります。カンナは素直に千夏の幸せを喜びます。ある日、ラグビーチームのチャリティイベントがあるから千夏も一緒に来て欲しいと芹沢は千夏に頼みます。

きっと、富丘も家族を連れて来るだろうから、と言いますが、千夏は気が乗りません。そんな気の進まない千夏を抱き抱え、芹沢は強引にも説得しました。

イベント当日、千夏は得意な料理を振る舞い、チームメイトから賞賛されます。それを自慢するかのように、芹沢は千夏とイチャイチャしてみんなに見せつけます。

そう言えば、と富丘の姿がないことを芹沢が言います。富丘は、少しだけ顔を出して、仕事に戻ったとチームメイトは言いました。

芹沢は、お子さんが県外だから家族連れは難しいか、と言うと、場がシーンとなり、富丘は離婚したんだ、とチームメイトから聞かされます。

それを聞いた千夏は、驚きを隠せませんでした。そして、既に富丘の奥さんは子供たちをつれて再婚していると言うのです。

芹沢は、あの時、東北支社に富丘が現れた時、芹沢がいなかったら2人は始まっていたかもしれない、と焦りを感じます。

9年前の神戸本社でのこと。女子社員が富丘の奥さんの陰口を叩いていました。それは、富丘だけを残して東京で暮らしていること、ラグビーチームのキャプテンの奥さんなのだから、単身赴任などさせずに、側で支えるべきだ、などと、愚痴が止まりませんでした。

そんな陰口を聞くのは千夏もたえられず、イヤホンを耳に入れて、聞こえないようにしていました。生まれも育ちも東京の千夏にとって、同じ東京出身の富丘は、どこかホッとする存在だったのです。

ある日、富丘が薄暗いブースで1人、ため息をついていました。気にした千夏が声をかけると、ラグビーの監督からたくさん食えと言われているのだが、富丘はたくさん食べるのが苦手なのだと言います。

そんな姿を可愛いと思い、千夏は富丘にドキドキしています。そして、富丘は千夏が一人暮らししながらも毎日お弁当を作っていることを褒めます。

それを千夏は、毎日ぼっち晩酌しながら作ってるんです、と言うと、富丘は、こんなに可愛いのにと言います。

その言葉に千夏はぼっと赤くなって照れます。後日、富丘が練習に行ってしまった後、富丘の判子が必要な案件が出てきました。

ラグビー部の監督はトゲトゲうるさいからと千夏が変わりにグラウンドまで富丘に会いに行くことになりました。

グラウンドに初めて行った千夏は、普段と違うキャプテンの姿でチームメイトに怒っていました。千夏に気づいたキャプテンはいつもの顔に戻り、千夏に接します。

そして、いつもと違った富丘にまたもドキドキする千夏なのでした。

現在、富丘が離婚したと知った千夏は罪悪感に押しつぶされていました。

そんな千夏を見抜いた芹沢は、富丘と一緒になっても罪悪感を抱きながら過ごすこと、自分を責め続ける事を言われ、真面目に千夏にプロポーズします。

芹沢に助けられたと千夏はしみじみ感じ、2人は濃厚にひとつになるのでした。

「LoveSilky悪い男～軒の雨の誘惑～story03」の感想です。

会社に行く途中で、芹沢と千夏が付き合っていることが、女子社員にバレてしまいました。中でもカンナは芹沢が好きで、デートにまで行った仲だから、と千夏は気にしていました。

表向きでは千夏を応援する様でしたが、女の嫉妬は怖いので、何もないことを祈ります。

そして、富丘は奥さんと子供たちと幸せに暮らしていると思っていただけに、まさか離婚していたとは盲点でした。わざわざ東北に千夏に会いにきたのは、離婚して独り身に戻ったから、千夏を迎えにきたのかな、などと考えてしまいます。

ですが、やはり芹沢の言うとおり、略奪して奪った恋では、どこか罪悪感を抱きながら自分を責めてしまうのではないのかと思います。

やはり、芹沢とは出会うべくして出会ったのであるし、富丘と会う前に、芹沢と付き合えてタイミングが良かったのだと思います。2人の離れたくないという思いが伝わってきて、より一層応援したくてたまらないです。