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犬の散歩しないとどうなる?毎日行けない人は週末だけでも大丈夫

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犬にとって散歩はとても大事です。散歩している時の嬉しそうな愛犬の顔を見ると、飼い主としても本当にうれしくなりますよね。

ただ飼い主の体調が悪かったり、悪天候が続いたり、犬の散歩ができない日もあります。一日くらいなら心配ないですが、ずっと散歩できないと犬はどうなってしまうのか、気になりますよね。散歩ができないと、犬の運動不足や社会性に悪影響を及ぼしてしまいます。

経験を踏まえて、犬の散歩をしないとどうなるのか、適切な散歩の頻度や注意点を解説します。

犬の散歩はしないとどうなる?

散歩をしないと、一番わかりやすいのは、犬に必要な運動ができなくなることです。運動は犬の心身の健康のために重要であり、定期的に散歩をしないと、犬の体調が悪くなることがあります。

それだけでなく、散歩は犬にとって不可欠な精神的な刺激となり、冷静さを保ち、バランスを保つのに役立ちます。

運動不足になる

犬が健康でいるためには、動き回り、体を動かすことが必要です。定期的に散歩をしないと、太りすぎたり、関節痛や股関節形成不全、筋肉系の病気になったりすることがあります。

また、散歩は退屈しのぎにもなり、噛んだり掘ったりといった破壊的な行動を防ぐのにも役立ちます。

飼い主との信頼関係に悪影響

散歩の回数が少ないと、犬は飼い主に対してネガティブな連想をするようになり、行動が悪化することがあります。

一日中家にいると、犬は飼い主が自分を外に連れ出してくれないと思い、不安や敵意を持つようになる可能性があります。そうなると飼い主との絆が薄れ、しつけも難しくなります。

社会性が学べない

定期的に散歩に行かないと、犬は社会性を身につける機会を失ってしまいます。

散歩をすることで、犬は他の犬や人との関わり方を学び、さまざまな環境での振る舞いを身につけることができます。

この社会化の時間がないと、犬は恐怖心や攻撃的になる可能性があります。

自律神経のバランスの乱れ

犬の自律神経系は、恐怖やストレスなどの外部刺激に対する体の反応を制御する役割を担っています。

定期的に散歩をしていないとバランスが崩れ、問題行動につながる可能性があります。散歩は自律神経系のバランスを整え、吠えたり鳴いたりといったストレスに関連する行動を緩和するのに役立ちます。

体重が増える

定期的に散歩をしないと、犬は太りやすくなり、他の健康問題につながる可能性があります。それだけでなく、太り過ぎは運動不足を招き、さらに座りっぱなしの生活になってしまいます。

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犬の散歩に毎日行けない!週末だけでもよい?

毎日犬の散歩に行くのが理想ですが、仕事や学校で忙しく帰宅するのが遅いと、毎日散歩なんて行けない!週末だけしか無理!という方も多いのではないでしょうか。

飼い主の日常が忙しいときは、ハッキリ言って飼い主が優先で良いと思いますよ。

愛犬のためを思って無理して、飼い主が体調を崩してしまったら何にもなりません。

家の中でできる遊びで、体を動かせるようにしてあげましょう。飼い主も疲れた時に犬とボーっと遊ぶのがストレス解消になる部分もありますしね。

できるときにできる分、遊んで散歩をしてあげればよいでしょう。

犬の散歩の適切な頻度

愛犬の健康維持には、毎日の散歩が欠かせません。健康維持に役立つだけでなく、心を落ち着かせる効果もあります。必要な運動量は、犬の年齢や犬種によって異なります。

ほとんどの犬は1日に1時間程度の運動が必要で、短い散歩を何回かに分けて行っているでしょう。

ただ散歩が好きだけど、すぐ帰りたがるワンちゃんもいますよね。我が家の愛犬もそうです。

散歩に出発するときは興奮しまくっているのに、10分くらいしたら次第に元気がなくなり、20分後家に戻るときには早く帰りたいとアピールし続けます(笑)。

最初は合計1時間くらいは散歩しないとダメだと思い、回数を分けて散歩にチャレンジしてみました。しかし回数を分けると、さらにその分早く帰りたがるように結局散歩の合計時間は変わりませんでした。

そのワンちゃんによって好みの散歩時間はあるので、絶対1時間と決めずに、色々試してみるのが良いと思いますよ。

犬の散歩はいつからする?

ほとんどの子犬は、ワクチン接種が終わるとすぐに散歩を始める必要があります。子犬が成長して自信がついたら、少しずつ散歩の時間を長くしていきます。

子犬が散歩を楽しむことが大切です。子犬のペースに合わせて、たくさんごほうびをあげたり、ほめたりしましょう。

犬の散歩の時間はどれくらい?

犬の散歩の長さは、年齢や犬種、個々の犬の状況によって異なります。例えば、高齢の犬や特定の病気を持っている犬は、長い散歩をこなせないかもしれません。

大切なのは、愛犬に無理をさせないことです。

小型犬・中型犬

小型犬や中型犬の場合、15~20分程度の短い散歩を1日に2~3回行います。これらは分割して、毎日の習慣に合わせるとよいでしょう。

大型犬

大型犬の場合は1日に1回、45分~1時間程度の長めの散歩をするのがよいでしょう。これは必要に応じて小分けにするとよいでしょう。

犬の散歩の注意点

愛犬を散歩に連れ出すことは、愛犬の心身の健康のために欠かせない大切な日課ですが、大切な注意事項があります。

いきなり長時間歩かせない

長時間リードにつながれていることに慣れていない子犬は、それに圧倒されてしまうことがあります。

最初はブロックの周りの短い散歩から始め、徐々に散歩の長さを長くしていきます。

拾い食いさせない

地面に落ちているものを拾ったり食べたりさせないようにしましょう。子犬が拾ってしまう可能性のある病原体や有害なものはいろいろあります。

子犬が好奇心旺盛で何かを拾いたがったら、拾わないように注意し、ゴミや汚染物を拾いそうな場所には近づけないようにします。

特に食いしん坊さんは要注意です。我が家の愛犬は、散歩中タバコのフィルターを食べてしまい、緊急で胃洗浄と点滴を受けることになってしまいましたから…。

気候の変化

犬の散歩の際には、気候の変化にも気をつけましょう。気温が高いときは、散歩の長さや時間を短くすることを考えましょう。そうすることで、犬が安全で快適に過ごせるようになります。

他の犬との接触

散歩中は、他の犬との接触も制限することができます。攻撃的な犬種や、危害を加える可能性のある大型犬には近づかないようにしましょう。 さらに、これらの犬種と2人きりになることは絶対に避けてください。

まとめ

愛犬の健康と幸せのために、毎日の散歩は欠かせません。散歩の頻度と長さは、犬の年齢、犬種、個々のニーズによって異なります。

休憩をたくさん取り、ご褒美をあげたり褒めたりすることを忘れずに、そして愛犬に疲労や過労の兆候がないか常に気を配ってあげましょう。

愛犬との楽しい散歩コースを見つけたり、好みを知って充実した散歩にしてくださいね。

管理人は家にこもってばかりでしたが、愛犬と散歩することで自分のウォーキングにもなっており、健康的な生活になりました。ワンちゃんの散歩は義務ではなく、飼い主にとっても楽しい習慣にできるといいですね!

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