2023年2月6日未明、トルコ南東部のガジアンテプ市付近にてマグニチュード7.8の大地震が発生しました。
さっそく非営利団体や企業、トルコ大使館などが寄付運動を開始しましたが、最近詐欺事件も多いため、どこに寄付したらいいのか不安な部分もありますよね。
この記事ではトルコ地震への募金はどこにするのがいいのか、詐欺ではないのか、寄付金控除があるか、まとめています。
トルコ地震寄付はどこがいい?
トルコ地震への寄付はいったいどこにするのがいいのでしょうか。
トルコ大使館
トルコ大使館は、自信が発生した本国に直結しているため、募金先として安心ですよね。
日本円で義援金を送ることを希望される場合には、駐日トルコ共和国大使館ならびに在名古屋トルコ共和国総領事館の下記口座にご送金いただけます。大使館又は総領事館に集められた義援金は災害緊急事態対策庁(AFAD)に届けられます。 pic.twitter.com/aJbgkeX2qm
— トルコ大使館 T.C. Tokyo Büyükelçiliği (@TorukoInNihon) February 7, 2023
twitterでは2023年から、なりすまし防止のために本物の公的・国際機関、政府を表すグレーの公式マーク認証を開始しました。
トルコ大使館のTwitterアカウントは、twitterのグレー公式マークを取得しているため、 詐欺の可能性は低いでしょう。
国連WFP
国連WFPは「飢餓と貧困の撲滅」を掲げる国際連合の組織であり、今回のトルコ地震でも、いち早く募金や支援の準備がされていました。
認定NPO法人で、日本における国連WFPの公式支援窓口の団体であり、詐欺の心配はなく寄付できます。寄付金控除の対象にもなるため、控除を考えている人にもよいでしょう。
国連WFPへの寄付方法
国連WFPへの寄付方法は、寄付ページから行えます。
寄付ページ:https://www.jawfp.org/oneshot?btn=EM04
電話番号:0120-496-819(年始を除く年中無休)
ユニセフ
ユニセフは、すべての子供の命と権利を守るために活動しており、日本では日本ユニセフ協会が活動に取り組んでいます。
2/7から日本ユニセフ協会でも募金の受付が始まりました。安全な飲み水、衛生用品などの物資の支援、教育の再会支援などに使用されます。
ユニセフでの募金は寄付金控除の対象になっています。
寄付ページ:https://www.unicef.or.jp/kinkyu/disaster/2010.htm
電話番号:0120-88-1052(平日午前9時~17時)
トルコ大使館への募金方法
トルコ大使館への募金口座は、次のようになります。
支店名/支店番号:渋谷明治通支店(470)
口座種別:普通
口座番号:3195717
口座名:TURKISH EMBASSY
支店名/支店番号:名古屋営業部(150)
口座種別:普通
口座番号:1273225
口座名:Turkish Consulate Genelal
トルコ大使館での募金の使い道は?
トルコ大使館、総領事館への義援金は、AFAD(トルコ災害緊急事態対策庁)に届けられます。
AFADでの活動内容
・合計80台の軍用機を派遣
・人員、車両を被災地に派遣
・ケータリング車両、移動式キッチンなどで温かい食事、食料を市民に配布
トルコ大使館に募金箱はある?
2011年にトルコ地震が起こった際、トルコ大使館の前に募金箱が設置されていたと報道がありました。
2/717時の現時点では、トルコ大使館では直接募金は受け付けていないようです。過去の例もあり、今後直接募金を開始する可能性は十分にありますよね。
トルコ大使館
駐日トルコ大使館 東京
営業時間:9時~12時30分、14時~18時
定休日:土曜日、日曜日
公式HP:http://tokyo.be.mfa.gov.tr/Mission
大使館への募金は寄付金控除されない?
募金をすると寄付金控除を受けられますが、トルコ大使館に直接寄付しても、寄付金控除にならない可能性があります。
ウクライナ支援の際、直接大使館に寄付した人が寄付金控除の対象とならなかったのですが、寄付した後に知って残念がる人が多数いたのです。
今回、寄付金控除について明確な指標は発表されていませんが、緊急的な寄付であるため、控除対象とならない可能性があることは頭に入れておいた方がよいでしょう。
もし寄付金控除を希望する場合は国連WFP、ユニセフなどに募金するとよいでしょう。
さまざまな団体がこれからも寄付を始めるでしょうが、以前からトルコ大使館からは振り込め詐欺への警告メッセージが出ています。怪しいメッセージなどからの寄付は避けて、信頼できる機関から募金をするように気をつけてくださいね。
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