愛犬の臭いが気になるから、シャンプーしたいけど慣れていなくて怖い。初めて犬を飼ったときや、子犬のうちは愛犬のシャンプーに必要以上に恐怖を覚えるものです。
管理人もサロンでやってもらおうかと思いましたが、我が家の犬はサロンに行くと緊張を我慢しすぎて下痢するため、毎回自宅で洗っています。
この記事では、犬のシャンプーのやり方、顔や耳の洗い方の注意点を解説していきますね。正しくシャンプーすれば怖いことはなくなり、愛犬との大事なコミュニケーションの時間になりますよ。
犬のシャンプー・やり方のポイント5つ
犬のシャンプーをするとき、ポイントがあります。ポイントを押さえたやり方をすれば、愛犬のストレスも減りますよ。
しっかりブラッシングする
シャンプーをする前に、ブラッシングをして汚れやゴミをしっかり落としておくことが大切です。ブラッシングをするときは、犬の毛質に合ったブラシを使うことが大切です。また、ブラッシングは時間をかけて行い、愛犬に最適なケアをしましょう。
よく泡立てる
シャンプーをするときは、よく泡立てることが大切です。シャンプーは、愛犬の被毛のタイプに合わせたものを使用しましょう。例えば、ロングコートの犬であれば、ロングコート専用のシャンプーを使用します。
シャンプーをよく泡立てて、円を描くようにマッサージしてください。シャンプーを泡立て、愛犬の皮膚にマッサージするように十分な時間をかけて洗うと、皮膚の汚れを確実に落とすことができます。
マッサージするように優しく洗う
シャンプーを泡立てたら、愛犬の皮膚に刺激を与えないようにやさしくマッサージすることが大切です。グルーミングに慣れている犬でも、時間をかけてマッサージをすることが大切です。さらに、全身をくまなくマッサージすることが大切です。
泡が残らないようすすぐ
シャンプーでしっかりマッサージした後は、刺激を与えないように、残った泡を洗い流すことが大切です。お湯ではなくぬるま湯で、犬の毛から石鹸がなくなるまですすぎます。この工程は、シャンプーが被毛の中で乾燥するのを防ぐために重要です。
全身乾かす
すすぎ終わったら、乾いたタオルで犬の体をなでるようにやさしく乾かします。タオルを被毛の上に置き、やさしくこすって余分な水分を吸収させます。全身がきちんと乾いていることを確認してから、入浴を終えるようにします。
犬のシャンプーを初めてするときの注意点
初めて行う場合、正しい知識を持つことは必須です。初めて犬を飼う人にとって、犬をお風呂に入れるという作業に慣れていないと、怖いものです。
まず第一に、飼い主と子犬のために十分な広さのバスルームやシャワーがあるかどうかを確認する必要があります。あまりに窮屈だと、犬が快適に動けないからです。
さらにお湯の温度は熱すぎず、冷たすぎず、ちょうどよい温度であることを確認する必要があります。また、適切な用品を揃える必要があります。
愛犬の毛質に合ったシャンプー、柔らかいタオルなどを用意しましょう。
体に触ることに慣れてから
愛犬の体を触ることに慣れることも、大切な作業です。まず、ブラッシングをすることで、特に注意が必要な箇所を確認します。
慣れてきたら、円を描くようにマッサージを始めます。これは、任意の汚れや不純物を除去するのに役立ちます。
このとき、子犬に励ますように話しかけ、上手にできたらご褒美をあげましょう。
シャワールームに慣れてから
子犬に触れることに慣れたら、次はシャワールームに移動しましょう。子犬が中に入ったら、ぬるま湯で被毛を濡らし始めます。
被毛が濡れたら、シャンプーを体に塗布していきます。このとき、目や鼻、口にシャンプーが入らないように注意してください。
シャンプーをつけたら、再び円を描くように被毛をマッサージしてください。マッサージの合間に少し水を足すと、泡立ちがよくなります。
15分以内で終わらせる
全身にシャンプーが行き渡ったら、ぬるま湯ですすぎます。シャンプーが残っていると子犬に刺激を与えてしまうので、完全に洗い流してください。
洗い終わったら、柔らかいタオルで犬を拭いてあげます。この作業は15分以内が望ましいので、時間に余裕を持って行いましょう。
嫌がるときは無理強いしない
犬が嫌がったら、無理強いしないようにしましょう。シャンプーに慣れるまでは、シャワールームで暴れたり、逃亡しようとしたりするのが当たり前です。
どうしても嫌がるのであれば、ササっと洗って終わらせましょう。最初に無理強いすると、犬にも嫌な記憶が残ってしまい、シャンプーの気配を察知しただけで逃亡してしまいます。
決して焦らず、少しずつ慣れさせるのがベストです。
犬の顔をシャンプーする時はどうする?
犬の顔をシャンプーするときは、注意と優しさをもって行うことが大切です。
いきなりお湯をかけない
まず、シャンプーをする前にぬるま湯でゆっくりと丁寧に顔を濡らしてあげることです。いきなり熱いお湯をかけると、犬がショックを受けて怖がってしまうのでやめましょう。
あなたの手も温めておくと、犬が肌を触ったときにショックを受けずに済みます。冬場は特に注意しましょう。
顔を上向きにして洗おう
シャンプーをするときは、必ず顔を上向きにして洗います。そして、優しいシャンプーを使い、目や鼻、耳には絶対につけないようにしながら、泡を愛犬の毛になじませてください。
洗い終わったら、ぬるま湯でシャンプーを洗い流し、タオルで優しく顔を拭いてあげましょう。
涙やけはガーゼを巻いた指で優しく洗う
涙やけがある場合、シャンプーの際にその部分を念入りに洗うことが大切です。柔らかい毛のブラシを使い、少しぬるめのお湯とシャンプーで軽く汚れを落とすようにしましょう。
それでも落ちない場合は、ガーゼに包んだ指を使って、不快感を与えずに汚れを落とすことができます。
顔に水がかかっても大丈夫
犬のシャンプーをするとき、心配なのが顔に水がかかることです。多少の水はかかっても大丈夫です。
ちょっと嫌そうにする程度なので、神経質になり過ぎず洗ってあげましょう。ただ、鼻に水がはいるとむせたようなくしゃみをすることがあるため、勢いよく鼻に水をいれないようにしてあげてください。
管理人は先日勢いよく愛犬の鼻に水をかけてしまい、「ブヒッ」とくしゃみを何回かしていて、ちょっと苦しそうでした。その後特に問題はなかったのですが、かなり申し訳ない気持ちになるため、皆さんはお気を付けくださいね。
シャンプーするとき、犬の耳の洗い方は?
シャンプーをするとき、犬の耳はどう洗ったらよいのか慣れないうちは不安ですよね。犬の耳の洗い方の注意点を解説します。
耳の中に水が入らないよう注意
耳を洗うのは特に注意が必要です。シャンプーをするときは、耳に水が入らないように気をつけなければなりません。耳に水が入ると、炎症や感染症を引き起こす可能性があります。
多少は問題ありませんが、思いっきり水が入らないよう注意しながら洗いましょう。
手で優しく洗う
犬が水の中に入ったら、手で優しく耳を濡らします。布は使わないでください。シャンプーをするときは、別のコットンや綿棒を使用します。耳の穴にシャンプーが入り込まないように、優しくマッサージするように洗います。
シャンプー後はタオルで水分を取る
シャンプーの後は、タオルを耳に巻き、余分な水分がなくなるまでやさしくたたきます。このとき、前後にこすると炎症を起こすことがあるので、注意してください。
ドライヤーがあれば、弱火で耳の中に残っている水分をやさしく吹き飛ばしましょう。
耳に水が入ったら慌てず水分を拭き取る
誤って愛犬の耳に水が入ってしまっても、慌てないでください。タオルでそっと余分な水を拭き取り、耳をタオルで包みます。
別の綿棒やコットンを使って、コンディショナーやベビーシャンプーを少量、耳につけます。コンディショナーやシャンプーを耳にやさしくなじませ、乾いたタオルで水分を拭き取ります。
まとめ
愛犬のシャンプーは、最初は敷居が高く感じられるかもしれません。しかしやり方のポイントをおさえることで、すべてのプロセスをより簡単に、よりストレスのないものにすることができます。
ちょっとした準備と適切なシャンプーがあれば、すぐに清潔で幸せな子犬を手に入れることができるはずです。
いきなりシャンプーするのではなく、まずは体に触ることへの抵抗をなくし、水に慣らし、少しずつステップアップしていきましょう。
多少失敗しても、取り返しのつかないことにはなりません。初めてで心配な場合は、行きつけの動物病院がやっている時間に行うと、安心感がありますよ。
飼い主が緊張していると、犬にも伝わるため、悪循環になってしまいます。必要以上に怖がらず、チャレンジしてみてくださいね。
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