真夏だと、いったい何時に散歩にいけばよいのか迷ってしまいます。暑さが厳しい季節になると、犬の散歩に対策が必要ですよね。
この記事では、犬の散歩での暑さ対策、便利グッズを解説します。
犬の散歩で暑さ対策おすすめグッズベスト6
夏の猛暑が続く中、子犬を安全に、そして快適に過ごせるようにすることが大切です。暑い日にぴったりなグッズもいろいろあります。
ひんやりマットやベッド、冷却バンダナやスプレーなど、どの子犬にも合うものがありますよ。それでは、人気のグッズをいくつかご紹介しましょう。
①クールアルミジェルマットPetio
夏の暑い日には、このジェルマットがおすすめです。体温を吸収する冷却効果のあるアルミ素材でできており、暑い夏でも快適に過ごせます。
軽くて持ち運びしやすく、アウトドアにも最適なマットです。この夏、子犬の必需品となるマットです。
②WOOZOOサーキュレーターアイリスオーヤマ
このサーキュレーターファンは、散歩中の子犬の涼しさを保つのに最適なツールです。2段階のスピード、内蔵タイマー、強力な風量が特徴です。
サーキュレーターは調節可能で、どんな子犬の頭のサイズにも合わせることができます。
③犬用クールバンダナ
首に巻くだけで体温を5℃下げられるクールバンダナは、犬にも有効です。保冷剤をいれるだけで、何度も繰り返して使用できるため、毎日の散歩の強い味方になるでしょう。
④お散歩ハンディシャワー
⑤犬の服 犬 夏服 ひんやり クール 保冷剤付き スヌーピー タンクトップ 【小型犬】
夏の暑い中、子犬を涼しくさせるのに最適なタンクトップです。熱を吸収して反射する特殊な生地を使用しているので、子犬を快適に涼しくしてくれます。
通気性の良いパネルとクーラントポケットも付いているので、夏の暑い日に最適です。スタイリッシュで、どんな子犬にもぴったりなトップスです。
⑥Panasonicネットワークカメラスマ@ホーム
犬の散歩で暑さ対策はどうする?
犬の散歩の暑さ対策はいったいどうするのがよいでしょうか。
早朝や夕方の涼しい時間を選ぶ
子犬を散歩に連れて行くのに最適な時間帯は、朝晩の涼しい時間帯です。できれば、日が昇る前か、日が沈んでから子犬を散歩させましょう。
そうすれば、日中の最も暑い時間帯を避けることができ、子犬の足が火傷するのを防ぐことができます。
できるだけ日陰を歩く
日中、子犬を外に出さなければならないときは、できるだけ日陰を歩かせるようにしましょう。木がたくさん生えている道を探したり、日中の日差しが強くない時間帯に散歩の予定を立てたりしましょう。
散歩中に日傘で日陰を作るのもよいでしょう。
ペット用の靴を履く
子犬の足を快適に、涼しく保つには、ペット用の靴を用意するのもよい方法です。ペット用の靴は、夏用に特別に作られています。
通常、防水加工が施されており、グリップ力が高いので、暑くて滑りやすい路面でも子犬が歩きやすくなっています。
こまめな水分補給
犬にとって、夏場の脱水症状は大きな問題です。子犬のために十分な量の水を用意し、簡単に水を入れられるように携帯用の水皿を持参することを忘れないでください。
そうすれば、長い距離を歩くときでも、子犬は常に水分を補給することができます。
冷感グッズを使用
夏場に子犬を涼しくさせるためのグッズは、たくさん販売されています。冷却マットから、冷却首輪、冷却ベストまで、さまざまな製品があります。
どのような製品を選んでも、散歩中に子犬を涼しく保つのに有効です。
冷感ウェアを着せる
夏には、軽くて通気性の良い服を着せることも効果的です。そうすることで、子犬の肌は外出先でも涼しく過ごすことができます。
リネンやコットンなどの天然素材を選ぶと、子犬が涼しく快適に過ごすことができます。
家にはエアコンをつけておく
最後に、子犬が家の中で涼しく過ごせるようにしましょう。エアコンを使っていない場合は、日中は窓を開け、カーテンを閉めておくようにします。
散歩から帰ってきたとき室内の温度が高いと、自宅に帰ってきてからワンちゃんが熱中症になる可能性もあります。飼い主のあなたが温度管理を徹底しましょう。
犬に適した温度と湿度設定
犬は21℃~25℃、湿度40~50%の涼しい温度で育ちます。子犬や老犬では温度を低くし過ぎないよう注意が必要です。
湿度が高すぎると、気温はそれほど暑く感じないかもしれませんが、犬にとっては危険です。また、湿度が78%以上になると、冷却が効きにくくなります。相対湿度に注意して、子犬が大丈夫なようにしましょう。
熱波があるときは、夜間に散歩をするのがよいでしょう。日中の暑い時間帯は、ペットを屋外に連れ出さないようにしましょう。犬の熱射病は突然重症化することがあるので、注意が必要です。
車では冷感グッズを活用
子犬を車に乗せる場合は、必ず冷却グッズを使用しましょう。冷たいタオルや氷嚢を用意しておきましょう。犬用のクールベストもあります。保冷剤が入っていて、子犬を最適な温度に保つことができます。
その他、車用のUVカットサンシェードや、車内に扇風機やエアコンを用意しておくとよいでしょう。
車には短時間でも犬を置き去りにしない
たとえ少しの時間でも、ペットを車内に置き去りにしないことです。クルマは太陽の光ですぐに熱を吸収してしまい、ペットにとって危険な環境になってしまいます。
数分でも車に乗せると熱中症になり、犬は死に至ることもあるのです。
犬の暑さ対策が必要な理由
体温調節が苦手
人間よりも体感温度が高い
人間と犬の体感温度の違いは、なんと17℃以上ともいわれています。
人間と犬ではエクリン腺という汗腺の数に違いがあります。エクリン腺は熱を発散するため、体温調節にかかわっています。
人間はエクリン腺が全身に分布していますが、犬は鼻の頭や肉球といったごく一部にしかエクリン腺が存在しません。そのため、体感温度の差が大きくなってしまいます。
人間は大丈夫と感じていても、夏場では犬にとってすぐ危険な温度になってしまいますよね。
特に暑さ対策をした方がよい犬種
短頭種
高齢の犬
寒い地域の犬
肥満傾向の犬
犬の熱中症とは
熱中症は、高体温症とも呼ばれ、犬の体温が急激に上昇することです。これは、非常に暑い気温にさらされたり、身体を酷使したり、涼しい気温や十分な水分が得られなかったりすることが原因です。
熱中症はすべての犬に起こる可能性がありますが、短吻種、高齢犬、肥満犬、活動的な犬種など特定の犬種に多くみられます。
熱中症の症状
緊急事態に迅速に対応するためには、熱中症の兆候や症状を知っておくことが重要です。
犬の熱中症の症状には、過度のパンティング、よだれ、震え、混乱、無気力、歯ぐきの赤みや青み、虚脱、そして発作があります。これらの兆候に気づいたら、すぐに対処することが大切です。
応急処置の方法
熱中症の疑いがある場合は、涼しい場所に移動させる必要があります。水をたくさん飲ませ、濡れタオルや氷嚢、扇風機などで冷やしてあげましょう。
ただいきなり冷たい水の中に犬を沈めないでください。体温が急激に下がり、危険です。
できるだけ早く動物病院へ
熱中症の疑いがある場合は、すぐに動物病院に連れて行くことが大切です。獣医さんは、犬の体温をチェックするなどして、体を冷やして回復させるための処置をしてくれます。
応急処置をして改善しそうな場合でも、犬は動物病院に連れて行ってください。
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